『あっちこっち』【D-49】
『あっちこっち』(Acchi Kocchi)
おススメ 【D-】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年4月 - 6月
ジャンル:ラブコメ・ギャグ・学園
1. 設定(世界観) |
2 |
2. ストーリー展開 |
2 |
3. 登場人物設定 |
3 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
8 |
6. 演出(アクション) |
6 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
7 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
5 |
10. その他 ⇔ |
3 |
合計 |
49 |
作品概要
千葉県のとある高校(アニメでは「県立猫毛高等学校」という名前)を舞台にツンデレ少女・つみきと朴念仁の伊御を中心として繰り広げられるラブコメディ。つみきと伊御の微妙な距離感に見ている方が恥ずかしくなり、つい2人にちょっかいを出してしまうという周囲の人間の反応は、そのまま読者の代弁でもある。1巻の帯には「読んだらゴロゴロすること間違いなし」と書かれている。
つみきは伊御を強く意識しているが、素直に甘えることができずにいる。つみきの気持ちを知ってか知らずか、伊御はつみきに優しく接しているが、はっきり恋人と言える仲までは届かない。そんな2人を周囲の友人達は、後押ししたり混ぜっ返したり鼻血を噴いたりと賑やかに見守っている。
Wikiより
この作品は原作が「まんがタイムきらら」で掲載中の4コマ漫画作品。
ヒロインが「らき☆すた」のこなたに似すぎていて勘違いして観始めてしまいそうになります。
ジャンルは癒し系日常ギャグラブコメ?とでもしときましょうか。ギャグのレベルは癖が強すぎず、悪く言えば単純。また登場人物はこれでもか!くらいのテンプレキャラ盛りだくさんで新鮮味はないかもしれません。
ヒロイン「つみき」と「伊御」の微妙な距離感に見ている方が恥ずかしくなり、つい2人にちょっかいを出してしまうという周囲の人間の反応を見守るというスタンス。
視聴を始めて10分で挫折しかけましたが観ていればノリが分かってきて、和んで観れるように。
ただ、原作が4コマ漫画なので1話としてみたときに盛り上がりにかけたり、オチが無かったりで1話から最終話までため込んで連続して観る私には非常に退屈に感じることが多かった。
同じようなテイストでも「らき☆すた」はすごく好きなのですがちょっと違うんですよね。「WORKING」等もおもしろかったので4コマ原作のアニメに対して期待を上げすぎている私がいけないのかもしれませんが。
一応付け加えると、未読ですが4コマで見る分にはおもしろそうだなと思ってます。
登場人物では設定のせいかメインキャラよりもサブキャラの方が観ていておもしろい。
ただ、メインキャラしか出ない話が多く、サブキャラ来ないかなぁと待ちながら観てしまってました。
メインヒロインの「つみき」がデレる様子は見ていて可愛いのだが、後半にはしっかり飽きてしまい、「伊御」も岡本信彦さんの声以外何がいいのか分からなくなっていく。キザなのに鈍感なところに無理を感じたのかもしれない。他にも「つみき」が男性ウケを狙ったように見えるのに対し、「伊御」はキザな面や岡本さんの起用といい女性ウケを狙っているようにみえ、「どっち!?」とアンバランスな印象。
デレデレな話でもまぁアニメ作品になるもんだなぁと感心しましたが、ゆる~い話やキャラクターに魅力を感じなければおすすめできません。
しかし徹底した部分もみられる作品で、ネコミミや猫好きな方はいろいろ盛りだくさんなので満足できるはずです。
『夏色キセキ』【D+56】
『夏色キセキ』(なついろキセキ)
おススメ 【D+】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年4月-6月
ジャンル:青春・SF
1. 設定(世界観) |
5 |
2. ストーリー展開 |
6 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
4 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
7 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
6 |
10. その他 スフィアを活かした!? |
4 |
合計 |
56 |
ストーリー
下田市に住む逢沢夏海、水越紗季、花木優香、環凛子の中学生4人は親友同士。小学生の時からいつも4人一緒に時を過ごしていた。
そんな4人が中学2年生の夏休みを迎える直前のこと。夏海は部活に顔を出さない紗季に対して不満を抱き、そのいざこざから絶交を宣言するほどの大喧嘩に発展してしまう。さらにその後、紗季が転校することを突然知り、仲違いはさらに深刻となっていく。
そんな中、優香と凛子は2人を仲直りさせようと計画し、強引な手段で2人を思い出の場所である『御石様』に呼び出した。幼少期と同じように御石様に願掛けをする4人だったが、すると4人の願いどおり、本当に身体が宙に浮き、空を飛んでしまった。その後も御石様は願いを聞き届け、4人に不可思議な奇跡を起こすようになる。
Wikiより
静岡の下田を舞台にし、ローソンとタイアップするなど商業色も強かった今作。
基本は1話完結型の話になっており日常的な話で、大きな特徴としては「尾石様」を絡めたSF要素が織り交ざる。
登場人物は女の子が中心となる話で男性向けの萌え路線かと思えばそうでもなく、SF要素を毎話乱発させて展開するこの作品は一見つかみどころが難しい。
SF部分を抜きにすれば話の軸自体はしっかりしていないこともないが、前半はストーリー展開に脈絡が感じられず特にまとまりがみえなかった。転校の話はどうなった?など。
中盤に入って視聴の仕方が分かったころには流れがつかみやすくなり、女の子4人の夏休みに「キセキ」というSF要素が組み合わさったもの として単純に観始めると楽しめるように。
終盤は泣かせようというような展開ではなく、前向きに生きて行こうという4人の本音と描写がうまくまとまっており最終的には好印象。
しかし検索ワードにも出てくるくらいの作画崩壊は私も気になった。どれだけコロコロ変わるのかと。急に顔がふっくらしたり、目が離れたり、最近のアニメではなかなかみられないくらいの量だった。
ある意味これも「キセキ」のレベルである。
『NEEDLESS』【D+54】
おススメ 【D】
話数:全24話
今までに見た回数:1回
制作年:2009年7月 - 12月
ジャンル:SF・バトル・コメディ
1. 設定(世界観) |
7 |
2. ストーリー展開 |
4 |
3. 登場人物設定 |
7 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
5 |
6. 演出(アクション) |
4 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
4 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他 ギャグ&パンツ |
6 |
合計 |
54 |
ストーリー
2130年日本、かつての第三次世界大戦により、東京に「BS(ブラックスポット)」と呼ばれる巨大な汚染区域が生み出されていた。「BS」は廃墟として長大な壁により隔離されたが、いつの間にかその荒れ果てた大地に住み着く者が現れた。彼らを「街(シティ)」の人々は「不要者(ニードレス)」扱いしたが、その中には不思議な能力を持つ者たちがいた。その能力者たちを「街(シティ)」の人たちは畏怖の念を込めて「NEEDLESS(ニードレス)」と呼んだ。
これは、その力の軍事利用によるブラックスポットの支配を目論む謎の巨大製薬会社「シメオン」と、それに抗う者達との、戦いの物語である。
Wiki&NEEDLESSアニメ作品データベースより
一言でいえば「超能力バトルもの」といったところか。北斗の拳やスクライドのような荒廃した近未来世界で超能力系異能バトルが繰り広げられるのだが、大きな違いはエロ要素を多く取り入れていること。
いろいろ取り込みすぎた気もしないでもないが、能力バトルや謎解き等よくできており、エロ要素を外せば深夜の時間帯以外で放送してもいいくらい。
なのに「パンツアニメ」であるせいでどうもまとまりが悪い。原作は未読ですがアニメするにあたり設定とエロ要素、どっちに主軸を置くかという際にエロ要素に主軸を置いたためにハズしたのでは?と疑ってしまう。
ストーリーは低レベルなギャグ(小学生ウケ?)が人を選びそうだが、私はテンポの速さのおかげか勢いがいいのですぐに慣れてきて楽しめるようになった。
ただ、中盤にさしかかり急にテンポは悪くなりダレはじめます。ずっと同じ場所で同じ敵とバトルし続けています。昔の少年マンガアニメか!というぐらいに(笑)
その辺も含めて深夜の時間帯以外で放送したほうが面白く見えたような気もします。
そして長いバトルの内容も、深夜特有のビジュアル面でなんとかカバーしたかったのだろうか?パンツ中心のバトルシーンの連続で、女性キャラと決着の際はエロ&ギャグで〆。
とにかく服が破れるわ裸になるわとエロで繋いでいたのでその辺興味ない方はハッキリ言ってつまらない。
というのも肝心のバトルが、主人公は設定上よしとしても他のキャラすら攻撃しても倒れないし怪我もしない、というより服の破りあいバトル(笑)
その割に話が進むと大ダメージをちゃんと受けたり、死んでしまったりとなど非常にご都合主義すぎる。
あとこれはこの手の設定上よくある話ですが主人公や一部のキャラが反則な裏設定を持っており強くなりすぎたりします。そのせいでどんどん他のキャラはただのコマと化し、余計に中盤の登場キャラの要らなさが増してしまい、せっかくの能力バトルが単純化して残念なことが多くなった。
しかし終盤はテンポが回復。展開もどんでん返しが続き面白い。
最終回は一応キャラ全員の能力が生きる展開でしたので見終わってみればまぁよしという気はします。
王道のいいストーリーでしたが中盤の引っ張りが無ければ…といったところ。
他の要素も声優陣以外では特別目立ったすごさが無かったのも惜しい作品です。
リメイクがあるのを楽しみにしていますがどうでしょう…。
原作マンガもこれから読んでみたいと思います。
『花咲くいろは』【D+58】
『花咲くいろは』(はなさくいろは)
おススメ 【D】
話数:全26話
今までに見た回数:1回
制作年:2011年4月3日 - 2011年9月25日
ジャンル:仕事・恋愛(青春)
1. 設定(世界観) |
4 |
2. ストーリー展開 |
6 |
3. 登場人物設定 |
6 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
10 |
6. 演出(アクション) |
4 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
4 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他 旅館萌え |
7 |
合計 |
58 |
ストーリー
東京育ちの女子高校生である松前緒花は、借金を作った恋人と夜逃げした母・皐月と離れ、石川県の湯乃鷺温泉街にある旅館の喜翆荘を経営する祖母・四十万スイの許に身を寄せることとなった。この旅館で住み込みアルバイトの仲居見習いとして働きながら学校に通うことになった緒花は、個性的な従業員たちと共に働き、戯れ、様々な人間ドラマの中に身を置いて経験を積み重ねることで成長を遂げてゆく。
Wikiより
どこに軸をおいて作りたかったのか。
ストーリーはどこかでみた昼ドラみたいな感じ(は〇ちゃん?)。ただ私は一話からいろいろ入り込めなかった。いきなり理不尽なことばかり起こり、それが問題にならないまま進行する展開がどうもウケつけない。親に捨てられた緒花に仕事の厳しさを教えるとか、祖母が高校生の孫にすることじゃないような。
同じ様な経験した人には共感できたかもしれないがそんな人数多くいないのでは?リアリティはどうも感じられなかった。
脚本は旅館の人間関係とか表現するのが上手でいい。だが、作風全体とうまくマッチしてなかった。他の要素との兼ね合いで思い通りに脚本が書けなかったのでは?と感じてしまいます。特別ここでいるか?というようなエロ要素が入ったり、キャラの性格や状況(修学旅行の話)などを無視した展開が多数気になった。
とはいうものの徐々に主人公が旅館に愛着を持ちはじめ、明るく頑張る様子はまさに旅館モノでした。残念なのはやっと面白くなってきたと思いきや、中盤からの旅館の外の幼馴染との遠距離恋愛(?)が原因で少しだれたことは私には好みで無かった。物語半分地点でよし幼馴染のことはもう忘れた!となり成長してこれからもっと仕事モードに入るんだなぁと思えば、幼馴染を思い出し、片思いを宣言したり。高校生らしい心情の変化かもしれませんが、旅館&仕事以外の要素をもう少し綺麗に絡めて欲しかったかな。
終盤はしっかりとまとめてきていた。【ネタバレ反転】
最後の最後はみんなと別れ、捨てられた親と東京帰っていく。しかも旅館も営業終了してしまう。
観方によってはただ東京の女子高生が期間限定で田舎の旅館の仕事をしただけ。となってしまうが私は一つの旅館(の視点)の物語として解釈しています。
例えばこの作品のタイトルが「花咲く旅館」かまたは旅館名が喜翆荘(きっすいそう)ではなく、「いろは」だったならすごく納得したかもしれない。(←単純?)
キャラ設定は現実ではいないだろう昨今のアニメ特有の萌えキャラを出してなかったり(近いのはいますが)、まぁまぁこういう人いるよね。という中での個性が揃っていた。
それなのにうまく活かしきれていなかったのが残念。
あと、主人公の「緒花」が異常に前向きな性格すぎたり、首を突っ込みたがる「空気読めよ!」なキャラなのでそこが好きになれないと全体的にウケつけないかも。
作画は評判の通り綺麗。背景描写に関しては特にものすごく気合が入っていた。「旅館」の雰囲気もきっちりと表現されている。ただ、魅せる作画だったかというと綺麗なだけ。といった気もしないではない。アングル等に特徴がみえなかったからかもしれない。そして何より「歌」が雰囲気とあっていない。特に挿入歌。あと物語中に割って入るED。特に一話の最後は興が冷めた。もうちょっと雰囲気のことを考えて作るべきだった。
また、全体的に話が長くなりがちなので、1クールですっきりまとめ、旅館での主人公の成長と青春を凝縮したいろはで観てみたかった。
パーツごとの完成度は高いですがチグハグした感じは否めない作品。最終的には仕事は厳しい!という物語にしたいのか(いや中途半端)、キャラをだしたかったのか(これも中途半端)、綺麗な作画や美術をみせたかったのか、それぞれが同じ方向を向いておらず軸がわからないところが多いが先述の通りの解釈(旅館が主役)だと思って観てみてほしい。そうすれば作中の映画撮影の話なんかも意味ありげに観れると思います。
『まよチキ!』【D-48】
『まよチキ!』(Mayo chiki)
おススメ 【D】
話数:全13話
今までに見た回数:1回
制作年:2011年7月 - 9月
ジャンル:学園・ラブコメ
1. 設定(世界観) |
3 |
2. ストーリー展開 |
1 |
3. 登場人物設定 |
3 |
4. キャラデザイン |
5 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
4 |
7. 声優 |
8 |
8. 音楽(OP/ED) |
8 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
5 |
10. その他萌えというよりエロ |
5 |
合計 |
48 |
ストーリー
私立浪嵐学園に通う坂町近次郎は、女性恐怖症で女性の肌に触れると拒絶反応を引き起こしてしまう少年。そんな彼は、ある日ふとしたアクシデントからクラスメイト・涼月奏に仕える執事・近衛スバルが女であるという秘密を知ってしまう。近次郎はスバルに記憶消去という名目で暴行を受けそうになるが、止めに入った奏からスバルの秘密を守る事と引き換えに、自身の女性恐怖症を治す協力を申し出され、3人は「共犯関係」になってしまうのだった。
Wikiより
原作はライトノベルで最近も新刊が発売されたばかり。私は原作未読なのですが。
基本のストーリー展開は典型的なラブコメディ。
主人公の高校生男子「近次郎」は母親からのスパルタ教育で女性恐怖症という設定。
そんな彼が学校では有名なイケメン(?)執事「スバル」が実は女である事を知ってしまいその主である「奏」の提案で秘密を守ることと引き換えに女性恐怖症を直そうとするというお話。
もう少し設定を突き詰めれば面白くできるのだが今一歩足りなかったというのが率直な感想。
まず近次郎やスバルの「秘密」についてバレると非常にまずい!という扱い方ですが、その辺が伝わってくる話が無い。そのせいで大した問題に見えない。
例えば近次郎に好きな女の子がいてその子のためにバレないように直したい!とかあれば後のスバルや奏との関係も含め期待できたはず。
そもそもキャラデザインからしてスバルの男装自体女にしか見えないところに無理があり、学校中から注目されている存在なのも含め、誰も疑わないところから違和感が多い。
また主の奏がバレることを期待しているように見え、展開に困ったときは奏で引っ掻き回しドタバタさせているといった単純な構造。そしてその奏には誰も対抗できないという関係がちょっとつまらなく感じた。
設定が点でつけたようなものであるせいかストーリーも大きな軸が見えてこない。基本的には近次郎とスバルの関係がそうなのだろうが全体的に展開が唐突すぎることが多く、ほとんどが「いきなり」起こるので置いてかれてしまう。いきなり暴力、いきなりデート、いきなり誘拐、いきなりキス、いきなりサブキャラが近次郎ハーレムに参加等々(笑)ちょっと無理がある話が目立つ。
設定を活かしたストーリーというよりはエロシーンを発生させるために、設定が作られた印象だ。またそのシーンも出尽くしてきたネタが多かった。
そしてラブコメ路線一本というよりはバイオレンスなアクションシーンも多く、ちょっとチグハグ。
作画のほうはエロシーンだけやたらと気合が入り、逆に急に雰囲気が変わりすぎてこちらも違和感&チグハグ(笑)
しかし特筆すべきは声優さんの力。井口裕香さんの新たな一面を観れたこと。喜多村英梨さんのOP曲は印象に残っています。
私は話数を重ねるにつれて楽しめるようになっていたのですが、さすがに最終話(13話)は「あれ?」となりました。一話前(12話)の内容が本質的な最終回で、13話は追加サービスの話と思って観るようにしてください。
気軽に見れるアニメやエロシーンが観たい人にはおすすめします。
『07-GHOST』【D-44】
おススメ 【D】
話数:全25話
今までに見た回数:1.5回
制作年:2009年4月-9月
ジャンル:ファンタジー・アクション
1. 設定(世界観) |
5 |
2. ストーリー展開 |
3 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
7 |
6. 演出(アクション) |
2 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
5 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
3 |
10. その他 |
0 |
合計 |
44 |
ストーリー
千年もの昔から、世界には対等の力を持つ2つの強大な国が存在していた。
1つは『ラファエルの瞳』という神の加護を受けしバルスブルグ帝国。
もう1つは『ミカエルの瞳』という神の加護を受けしラグス王国。
だが、両国の間で激戦が起こり、遂にラグス王国は滅びる。
そして十年後…主人公テイト・クラインはバルスブルグ帝国軍に入隊するべく士官学校で生活を送っていた。彼は幼少期の記憶を失っていたが、ある日、自分がラグス王国最後の王の息子であることと、父を帝国軍参謀長官・アヤナミに殺されたことを思い出す。記憶を取り戻したテイトは怒りの衝動からアヤナミに襲いかかるが、力及ばず投獄されてしまう。
その後、親友ミカゲの助力を得て士官学校を脱走したテイトは、バルスブルグ教会の司教フラウに保護され、教会に匿われる。その後、テイトは帝国軍とアヤナミへの復讐を果たすことを誓い、教会の庇護の下で行動を起こす。
公式HP&Wikiより
いわゆる女子向け作品となるのですが、アニメ視聴には付き合わない妻がめずらしくたまたま一話を横で観ていて、「面白そう」と一緒に観たがったので最後まで観ました。
しかし視聴途中で妻から何度も話の内容の質問をうけ、私もよくわからないことが多かったので数話観た地点で原作を読んでみることに。
というわけで途中から原作を知った状態でのレビューになります。
最後まで観て一番の感想はこれって長ーいプロローグでは?という終わり方。
プロローグの内容だけで25話も使った感じでテンポが悪い。
特に序盤が長い割に世界観の説明が不足気味。これくらいならストーリーを先に進めてくれた方がいいのにと思うことが多々あった。
主人公が軍事訓練施設から逃げ出して、ミカゲが捕まり、そして再会する。ここまでどれだけ時間をかければ気が済むのか。これは3話ぐらいで収めてほしい。その後助けられた教会に軍が来て逃げるまでは半分の1クールでも十分だったような気が。
長くなった理由であるオリジナルの展開も原作に比べクオリティが低い。
とは言ったものの終盤の展開は楽しめた。原作も終了していないので当然ですが、謎は多く残ったままだが綺麗なクライマックスだったかと。
その他作画や豪華声優陣は非常によかったのですが、演出はちょっとイマイチ。バトルは迫力が無く、音楽を派手にしてごまかしているところも目立ちました。ただ見所が無かったというわけではありません。
デザインや声優が好みであれば観てみるといいでしょう。世界観はアニメ以外の情報で補足しておいたほうが楽しく観れると思います。といっても原作の漫画も正直癖があります。
良く言えば新しく新鮮。悪く言えば見辛い。
漫画というよりはイラスト(一枚画)に近い感覚というか、雰囲気漫画といえば聞こえは悪いが、キャラが前面にでてくるような不思議な魅力のある構成です。
07ーGHOST 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
原作ストックが溜まり2期が始まるならもう一度観てみたいと思います。
『Angel Beats!』【D-47】
『Angel Beats!』(エンジェル ビーツ)
おススメ 【D-】
話数:全13話
今までに見た回数:2回
制作年:2010年4月-6月
ジャンル:SF・バトル・学園
1. 設定(世界観) |
6 |
2. ストーリー展開 |
1 |
3. 登場人物設定 |
2 |
4. キャラデザイン |
4 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
4 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
6 |
10. その他→天使ちゃんマジ天使 |
6 |
合計 |
47 |
ストーリー
森に囲まれた丘陵地にある天上学園は生徒総数2000名を越える全寮制の学校。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、そこは死後の世界だった。
現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラ(NPC)の生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、「消滅」(成仏)し、転生する。
しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線(以降、戦線)」は、理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、元々が死後の世界であり「死ぬ」ことのないこの世界で、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。
生前の記憶を失った少年・音無は、戦線のメンバーと行動を共にするが、次第にこの世界の真実を知ることとなる。
Wikiより
放送中に視聴、その後未放映話を含めて最近再視聴しました。
レビューを書く前に他の人の評価や感想を見てみたりするのですがこの作品はすごく評価が分かれます。
で私はというと、アニメ初心者にはおすすめできません。ということで。
作画、演出、劇伴は良い。主要キャラクターの生前の描写もそこそこ良かった。
設定も死後の世界、学園物、バトルを取り入れたもので、私には特に興味深い内容。というのも高校生の頃に書いていた小説の設定にソックリだったから(どうでもいい(笑))
しかし、始めに私にはギャグがウケつけなかった(イスは笑ったけど)。
どうも進行の流れをぶった切って入れる必要性を感じない。ギャグとシリアスが入り乱れていてどっちの気分にもハマれない。
ついに最後までウケつけることなく私はこの面白さが分からない負け組に(泣)
ストーリーの方は設定であれだけ興味を惹いたのに正直期待はずれ。
最初は、死んだ世界で「天使」という存在と生き(?)残りをかけたサバイバルな話だと思っていました。バトルロワイヤルのようなイメージ。
しかし、天使と敵対するのは最初だけ。
肝心な3話(私としてはアニメは3話が大事)ではあれだけ激しくバトルした天使と仲良く学園行事をやり、いきなり置いてきぼりにされた気がします。
その後も前回との話とは何の脈絡もなく各話冒頭から話が変わるため、?状態からの視聴が始まる。
さらにキャラが多いためか分散されてお気に入りができにくく、話数も少ないため全キャラ描ききれずに不完全燃焼。
最終話に向け急展開が始まりさらにどんどん置いていかれます。
ただ1回目の視聴は意味が分からないままながらも、Keyらしいテンプレ的な感動系の話(好みが分かれるかとは思います)で少しグっとくるものは感じれました。
もう少し脚本をしっかり作りこみ、話数が足りてれば面白くできた気がします。非常に惜しい。