『夏色キセキ』【D+56】
『夏色キセキ』(なついろキセキ)
おススメ 【D+】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年4月-6月
ジャンル:青春・SF
1. 設定(世界観) |
5 |
2. ストーリー展開 |
6 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
4 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
7 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
6 |
10. その他 スフィアを活かした!? |
4 |
合計 |
56 |
ストーリー
下田市に住む逢沢夏海、水越紗季、花木優香、環凛子の中学生4人は親友同士。小学生の時からいつも4人一緒に時を過ごしていた。
そんな4人が中学2年生の夏休みを迎える直前のこと。夏海は部活に顔を出さない紗季に対して不満を抱き、そのいざこざから絶交を宣言するほどの大喧嘩に発展してしまう。さらにその後、紗季が転校することを突然知り、仲違いはさらに深刻となっていく。
そんな中、優香と凛子は2人を仲直りさせようと計画し、強引な手段で2人を思い出の場所である『御石様』に呼び出した。幼少期と同じように御石様に願掛けをする4人だったが、すると4人の願いどおり、本当に身体が宙に浮き、空を飛んでしまった。その後も御石様は願いを聞き届け、4人に不可思議な奇跡を起こすようになる。
Wikiより
静岡の下田を舞台にし、ローソンとタイアップするなど商業色も強かった今作。
基本は1話完結型の話になっており日常的な話で、大きな特徴としては「尾石様」を絡めたSF要素が織り交ざる。
登場人物は女の子が中心となる話で男性向けの萌え路線かと思えばそうでもなく、SF要素を毎話乱発させて展開するこの作品は一見つかみどころが難しい。
SF部分を抜きにすれば話の軸自体はしっかりしていないこともないが、前半はストーリー展開に脈絡が感じられず特にまとまりがみえなかった。転校の話はどうなった?など。
中盤に入って視聴の仕方が分かったころには流れがつかみやすくなり、女の子4人の夏休みに「キセキ」というSF要素が組み合わさったもの として単純に観始めると楽しめるように。
終盤は泣かせようというような展開ではなく、前向きに生きて行こうという4人の本音と描写がうまくまとまっており最終的には好印象。
しかし検索ワードにも出てくるくらいの作画崩壊は私も気になった。どれだけコロコロ変わるのかと。急に顔がふっくらしたり、目が離れたり、最近のアニメではなかなかみられないくらいの量だった。
ある意味これも「キセキ」のレベルである。