『双恋』【E+37】
おススメ 【E+】
話数:全13話
今までに見た回数:1回
制作年:2004年10月 - 12月
ジャンル:青春・ラブコメ
1. 設定(世界観) |
4 |
2. ストーリー展開 |
3 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
3 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
1 |
7. 声優 |
6 |
8. 音楽(OP/ED) |
2 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
2 |
10. その他双子・双子・双子・・・ |
5 |
合計 |
37 |
ストーリー
主人公の二見 望は、幼い時に母を亡くしそれ以来父親と二人暮し、その父親が仕事でハワイに転勤することになり、それを機に昔住んでいた街に帰ってきた。街を歩いていたら桜月姉妹と偶然出会い、更に幼馴染みの一条姉妹や、下宿先の雛菊姉妹など会う女の子はみんな双子ばかり。どうもそれには、下宿先である『双林寺』にある『双子塚(アニメオリジナルの設定)』が関係しているらしい……。
Wikiより
ゲームが原作なのですが、そのゲーム、なんと双子の姉妹と三角関係を結ぶことが大前提になっており、例えば双子の姉1人のみと付き合うなどの選択肢は公式上存在しないという仕様。また、姉妹の好感度のバランスを取らなければならないなど、趣向を凝らしたゲームとなっている。
そのゲーム『双恋 -フタコイ-』が原作ではあるが、年代設定・舞台設定などに違いがあり、ラブコメメインである原作と違い本作は、中学生の青春物語となっている。
ここまでの説明でも分かるのですが設定がもうネタ化しています。出会うヒロインは全て双子でなんとなくヒロイン2倍感。しかし原作とは違い、アニメでは王道にこだわったようで、青春物語にしようとするのですが、どうも全体的にはヌルイ話になってしまっています。
視聴開始後はハッキリ言って「なにこれ?」状態でしたが、こういうものだと受け入れると結構すんなり観れました。
キャラデザインや展開がどこかでみた古典的なものばかりですが、ヒロインは全て双子ということで新鮮さがまったくないというわけではありません。
ある意味徹底されていますので双子設定好きなら飽きることなく観れそうです。
ただ、ノーマル?な人にはOPを観てもらうだけでもわかってもらえると思うのだが、同じ顔が何ペアも出るので少し気味が悪くなりそうである。観ているうちに慣れれば違和感は消えていくのだが、最初の数話でウケつけなかった人は最後まで観ても後悔してしまうかもしれない(笑)
登場人物はヒロイン全員双子設定なのはもちろんだが、わかりやすいくらいの王道設定ばかり。双子ごとに扱いの差があるのは見終わってみて残念だが、世間知らずな双子のお嬢様はシンプルにツボったのでその辺で私は楽しむことができた。
点数での評価は悪くなったが、これくらい突き進めた内容なら素直にそれなりに面白かったと評価したい。双子と結婚した(もちろん片方ですよ)私としてはなかなか興味深い作品だった。
だが、人に勧める作品としては不向きであることと、同じ『双恋 -フタコイ-』が原作でも、もう一つの作品『フタコイオルタナティブ』のほうが見ごたえがあったので、双子ものでも私はそちらの方がおススメとしたい。
『いちご100% OVA』【E+37】
『いちご100% OVA』(いちごひゃくパーセントOVA)
(いちご100% 恋が始まる!? 撮影合宿 〜ゆれるココロが東へ西へ〜)全1巻
(オリジナルDVD)全4巻
おススメ 【E+】
今までに見た回数:1回
制作年:2005年6月-10月
ジャンル:学園・ラブコメ・ハーレム
1. 設定(世界観) |
1 |
2. ストーリー展開 |
1 |
3. 登場人物設定 |
4 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
5 |
6. 演出(アクション) |
3 |
7. 声優 |
8 |
8. 音楽(OP/ED) |
5 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他 コラボ |
0 |
合計 |
37 |
『いちご100% 恋が始まる!? 撮影合宿 〜ゆれるココロが東へ西へ〜』は原作の2度目の夏合宿のストーリーが題材とされており、アニメ本編の続きとなる。週刊少年ジャンプ誌上通販でのみ購入可能ということだったが後にアニマックスなどで放送されている。
『オリジナルDVD全4巻』はアニメ本編より、ドタバタ・コメディ色が強い。1・2巻は原作のエピソードを多少参考にして作られているが、3・4巻はコミック及びテレビアニメのいずれとも違うオリジナルのストーリー。またアニメ版では、ちなみとこずえはこちらが初登場となる。全4巻がコンビニ限定で発売ということだったがこちらも後にアニマックスなどで放送されている。
OVAならもう少しクオリティあがるのかと思ったのですが正直イマイチでした。
「撮影合宿ゆれるココロが~」とオリジナルDVDの1、2巻はまだ原作になぞっていましたが話や設定が少し変わっています。正直原作より良くなったかと言えば悪くなっている部分が目立ちます。
そして3、4巻はオリジナルストーリーになるのですがこちらはかなり出来が酷い。OVAたるものファンサービスという視点も含めたら、こんなオリジナルストーリーにする意味がみえない。世界観崩壊にキャラ崩壊、それなのに笑えないギャグ。イチゴパンツ星人って。原作にそんな要素微塵も無いのだからオチも安易になるに決まっているし、何よりもせっかくの個性的なキャラ達が楽しめない。
具体的には3巻のさつきとオーナーの話もさつきの行動に違和感あったし、そもそもいちご100%らしくない話だった。4巻は全てがもってのほか。また、キャラを総登場させたのはいいが唐突な登場に特に意味の無い絡み。もうちょっとうまいやりようがあったのでは?
作画は多少良くなっていましたがそれでもちょっと崩れがみえたりもします。
OPは4人のヒロインが唄っていていい感じ。EDは1巻~4巻で各ヒロインが代わる代わるテーマを務めるのですが、細かいことまでいうと1巻の東城のED曲、2巻の西野のED曲、は良いものの、3巻の南戸のED曲は3巻本編がさつきの登場シーンが多かったので、さつきのED曲がよかった。単純に東西南北の順にしたかったのだろうか…。
いちご100%はやはり原作のマンガの方が面白かった。そう感じるのは動きのあるはずのアニメなのに、ハチャメチャな感じが再現できていないこと。そしてやはり話は完結しないのでこの作品はマンガのほうが良い。マンガで気に入った人はカラーで観たり、声優のマッチングを楽しむ程度で。
『もえたん』【E+39】
おススメ 【E+】
話数:全13話
今までに見た回数:1回
制作年:2007年7月-9月
ジャンル:コメディ・ファンタジー
1. 設定(世界観) |
1 |
2. ストーリー展開 |
1 |
3. 登場人物設定 |
3 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
6 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他 |
0 |
合計 |
39 |
ストーリー
虹原いんくは17歳の受験生。今日も大好きなナオくんと一緒に学校へ行こうと大ハリキリ!でも、勇気がなくて“あと一歩”が踏み込めない。脳内シミュレーション(妄想の世界!)ではラヴラヴなのに……。そうこうしているうちに、ナオくんはいんくに気づかず、今日もひとりで学校へ……な、泣かないモン!
その日の放課後、ナオくんが「大学進学はムズカシイ」と先生に言われたことを知り、神社へ合格祈願に向かったいんくは、突然空から落ちてきた“アヒル”と激突ッ。アークスと名乗るそのアヒルは、いんくに向かって唐突に「今日から魔法少女になれ!」と告げるのだった。
えっ!? 魔法~っ??
公式サイト1話ストーリー解説より
・・・・・・。というストーリーです。もちろん最後まで観ていますが他には何も内容を覚えていません(笑)
この作品は、2003年の秋に発売された英語学習と二次元美少女を組み合わせた英語参考書『もえたん』をもとに作られた作品。
一見こう説明すると真面目な作品にも聞こえなくはないですが、一言でこのアニメを表すなら「ロリエロアニメ」という全然健全でない表現がピッタリです。
基本的には短編の構成で、内容は制作陣が最初から最後まで好き勝手にやっている印象。ストーリーは単純明快ですが、パロディが多めなところもありアニメ初心者には意味不明な内容が多くなりそう。
主人公のヒロインは17歳の設定なのですがどうみても小学生です。的な感じで、エロ魔法少女への変身シーンから、突然のパンチラ、裸シーンとむやみやたらにエロシーンがでます。
他の女性キャラも基本的には主人公と同じ扱い(笑)
とりあえずもえたんでアニメ作ろう!という勢いでできた気がしてなりません。
声優のチョイスはなかなか良かったと思います。ただそれだけしか思い出せない。
ロリエロアニメというワードにピンと来た人で、何も考えずアニメを観る気分の場合のみおススメします・・・。
『めだかボックス』【E+37】
『めだかボックス』
おススメ 【E】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年4月 - 6月
ジャンル:学園・コメディ・バトル
1. 設定(世界観) |
2 |
2. ストーリー展開 |
2 |
3. 登場人物設定 |
2 |
4. キャラデザイン |
5 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
4 |
7. 声優 |
5 |
8. 音楽(OP/ED) |
4 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他 めだか! |
3 |
合計 |
37 |
ストーリー
容姿端麗・最強無敵の生徒会長「黒神めだか」が、問題解決!
箱庭学園大98代生徒会長となった1年13組の「黒神めだか」は、選挙戦での公約通り「目安箱」を設置する。
「貴様たちの夢は貴様たちの所有物だ。自ら挑み自ら叶えよ。
しかし貴様たちの悩みは私の所有物だ。ひとつ残らず私に貢げ!!」
生徒たちから当初された案件を幼馴染の「人吉善吉」と共に解決していくめだか。
目安箱は、「めだかボックス」などと呼ばれ、生徒たちから好評を博していた。
TVアニメ公式HPより
まず始めにこの「黒神めだか」を好きになれるか(許容できるか)が、このアニメの好き嫌いを真っ先に分けます。
他の主要メンバーも含めてキャラデザインはいいが、どの登場人物も個性的に作ってはいるが掘り下げが足りずテンプレ通りという感じ。
内容の方は先に感想の結論を言うと「どっちつかずな中途半端が多すぎ」
まず原作の内容を理解したうえでアニメへの評価をするなら長台詞が多く、テンポが悪くなることもいたしかたなし と言いたいところですが全体的に演出でカバーできていなかった印象。勢いのある雰囲気に対しダラダラとしたシーンが多い。
ストーリーも人間ドラマとバトルどっちつかずで中途半端。もう少し話数があれば原作でいうバトル中心の展開になったのでしょうがなぜこのタイミングで一度終えてしまったのか。
最後の2話だけが異様にバトルメインになりすぎていてアニメを観ていた人はこれまでの流れから違和感だらけになったはず。
そもそも原作でも評価が分かれるところで、バトル展開中心になってから評価し始めた人と、それまでのほうが良かったという人と二分されています。
2期を秋にやるくらいなら他のジャンプ作品のように間を空けずに長めにやらないと、12話までの内容が中途半端すぎて2期についてくる人は減ってしまうのでは と余計な心配。
アニメ化するならバトル中心になったところから1話として初めてしまった方がと思ってしまいます。
あとはパンチラが多く、作風とうまくリンクしていないせいでただの無駄な描写になってしまっている。露骨に見せている感じでむしろ観ていて邪魔だった。この辺は制作会社のチョイスミスかと(原作との相性が悪いという意味で)
私は2期を面白くできればまた振り返って観るかも といったところ。
観ようか悩んでる人は1話か2話くらいまで観て、「黒神めだか」の超人・天才タイプらしい、どこかズレていて、それによる「え!?」となる展開(頑張る奴が好きと言いながら頑張っている先輩をあっけなく圧倒したり)が面白いと思えればアリです。