あにまな(animana)

アニメ(ANIMe)とマンガ(MANga)のレビュー記録ブログ。80点以上(A)でたら私のおススメです!

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『けいおん!!(第2期)』(K-ON!!)【B+79】

けいおん!!(第2期) 1 [DVD]

けいおん!!(2)』(K-ON!!

おススメ 【B+

話数:全27話(本編24+番外編3話)

今までに見た回数:2

制作年:20104 - 9

ジャンル:日常・学園・青春・音楽

 

1. 設定(世界観)

5

2. ストーリー展開

6

3. 登場人物設定

8

4. キャラデザイン

8

5. 作画(背景/美術)

10

6. 演出(アクション)

7

7. 声優

8

8. 音楽(OP/ED)

8

9. 音楽(BGM/劇伴)

9

10. その他 あずにゃん萌え()

10

合計

79

 

前作視聴の必要あり 『けいおん!(第1期)』

 

ストーリー

唯、澪、律、紬は3年生に、梓は2年生に進級。新入生勧誘活動の効果は実らず、5人は現状維持のまま、緩やかな部活動を継続させていく。

そして軽音部は3年生の卒業、そして梓との別れの時を迎えていく。

 

 

のほほんとした女子だけの部活の中にも青春

 

ストーリーは1期と変わらずのほほんとした軽音部で活動する5人を中心とした日常を描いている。

前回が2年間の話を1クールでやったのに対し今回は1年間の話を2クールで展開。話数にはかなり余裕があり、前作から続けてみるとテンポはかなり落ちる。前回よりも軽音と関係ない話も増えて、学校行事からいろいろとイベントは盛りだくさん。日常系としては面白かったが、『けいおん!!』としての音楽とのバランスを考えれば個人的には1クールでも十分だったような気がする中だるみ感があった。

しかし後半は3年生の4人が卒業するまでを描くのだが、卒業という終着点を用意している分、今回はドラマ要素も若干増え印象は変わる。

キャラクター萌えという意味で高い評価を得た作品でもあるので、どのキャラに重点を置いて観ているかで印象が変わりそうな内容ではあったが、全体的には前作より深みは増している。

 

私は前作のレビューでも少し触れたのだが、ただ一人の後輩「中野梓」にどうも感情移入がしやすかったようで、彼女を中心に話を観ていることを前提の評価になるかと思います。ちなみに、「お前ら練習もっとしろよ、でもまぁいいか」という部分に共感したのだと思うのですが()

この中野梓こと「あずにゃん」がメンバーたった一人の2年生。先輩4人が卒業後軽音部にたった一人残されることになるのだが、このあずにゃんの少し寂しさも混じった姿がもう可愛くて可愛くて、私としてはこのあずにゃんがいなければ『けいおん!!』の魅力はガクッと落ちたことでしょう。

 

とまぁキャラ萌えアニメだという通り自身もキャラ萌えしながら観ました。

また2期では主人公の唯だけではなく他のキャラにもスポットがあたった話が多くあり、私は中だるみを感じたとしたが全体的な評価としては高評価。

 

作画は前回同様レベルが高く、2クールでも最高クオリティの維持は素晴らしい。キャラの表情、仕草も丁寧でキャラクター愛が冷める要素も無く、声優の演技力も申し分なかった。

OPED1期の方が好みだったが、作中の曲はストーリーとうまく絡められており今回の方がすんなり入ってくる曲ばかりでした。

 

最後まで観て、どことなく物足りなさは残るとは思いつつも、萌えという意味では満足できた作品。作り込まれたキャラ、あくまでも萌え視点で作り込まれたキャラだが、彼女たちがのほほんとしながらも学生らしい女子だけの青春を描く。そんな雰囲気に浸れる人には評価の高い作品になりそうです。

 

劇場版のレビューはこちら

 

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