『生徒会役員共』【D+59】
『生徒会役員共』(せいとかいやくいんども)
おススメ 【D+】
話数:全13話
今までに見た回数:2回
制作年:2010年7月- 9月
ジャンル:日常・学園・ギャグ
1. 設定(世界観) |
5 |
2. ストーリー展開 |
3 |
3. 登場人物設定 |
7 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
6 |
7. 声優 |
8 |
8. 音楽(OP/ED) |
5 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他下ネタエロボケ |
8 |
合計 |
59 |
ストーリー
舞台は、少子化の影響で女子校から共学校となった私立高校・桜才学園。新入生の津田タカトシは、ひょんなことから生徒会長・天草シノによって生徒会副会長に任命される。一般に堅いイメージがある生徒会だが、桜才学園の生徒会には癖のあるメンバーが待ち受けていた。
Wikiより
原作は週刊少年マガジンの4コママンガで氏家ト全先生の作品。私は代表作でもある『妹は思春期』でこのスタイルの笑いにハマった読者の1人。原作も読んだ上でのレビュー・感想になります。
女子高が共学校となり男子が全体の5%という私立高校に入学した主人公男子高校生「津田タカトシ」が、女性だらけの生徒会に入ることになる。のだが、生徒会長「天草シノ」や書記「七条アリア」をはじめとするメンバーは下ネタエロボケを連発。そこに主人公や会計の「萩村スズ」がツッコミを入れるというのが基本的な構成。
下ネタが苦手、またはよく分からない人には全く受け付けない内容です(笑)
見どころと言えばいいのかは分からないが、ひたすら下ネタエロボケが飛び交う中に主人公が冷静にツッコミを入れる。のを、楽しみに待って観るといった感じ。
アニメでは序盤、原作の4コマでの短編の話をうまくストーリー仕立てにしようとしたものの、テンポが悪くなってしまっており正直テンポが悪い。途中から原作に近いぶつ切り状態で話が進みだすとテンポが良くなりだす。ただ、リズムが良くなったがオリジナル要素が無くなったことにより、原作の通りにテンポよくネタを並べただけになってしまった側面も。アニメらしい演出が無くなったことで、原作読者には動く!声優さんに下ネタ言わせちゃってる!以外の面白味が特にないのは残念。
マンガだと自分のペースで読み進めることができたのに対し、アニメだと妙に間が空いてしまってこの手の作品のアニメ化はテンポの見極めが難しいのかもしれない。他の日常系の4コマはまったりのんびりで良くなった作品も多いがこの作品に関してはネタがネタなだけに勢いが必要と感じた。
アニメになったメリットに声優さんの下ネタ発言が聞けるというのを先ほど挙げたが、その声優さんが豪華。キャラデザインもなかなか可愛らしい。おかげで下ネタばかりでもキャラに愛着は持てるはずなので、慣れ始めてくるとネタも笑えるようになり楽しめるはず。しかし下ネタが多いにもかかわらず、パンチラなんかの視覚的エロ要素は無いことは補足しておきます(笑)
あれこれと言いましたがギャグアニメらしく、何も考えずに笑える要素は充分です。原作のネタを並べただけではありますが、13話を2度目の視聴でもさらりと楽しめました。
メッセージ性やストーリーは特にないですが、下ネタ、エロネタに笑える人は観て損はないでしょう。