あにまな(animana)

アニメ(ANIMe)とマンガ(MANga)のレビュー記録ブログ。80点以上(A)でたら私のおススメです!

あにまな(animana)

『境界線上のホライゾンII(第2期)』【B-73】

境界線上のホライゾンII (Horizon in the Middle of Nowhere II) 1 (初回限定版) [Blu-ray]

境界線上のホライゾンII(第2期)』(きょうかいせんじょうのホライゾン2Horizon on the Middle of NowhereⅡ)

おススメ 【B-

話数:全13

今までに見た回数:1

制作年:20127 - 9

ジャンル:SF・ファンタジー・学園・アクション・バトル・恋愛・コメディ

 

1. 設定(世界観)

7

2. ストーリー展開

7

3. 登場人物設定

7

4. キャラデザイン

7

5. 作画(背景/美術)

7

6. 演出(アクション)

10

7. 声優

8

8. 音楽(OP/ED)

7

9. 音楽(BGM/劇伴)

7

10. その他さらにスゴイかも!?

6

合計

73

 

ストーリー

三河争乱を経て出航した航空都市艦・武蔵は、英国をめざす航海の途上にあった。目的は、英国に武蔵への協力を取りつけること。

しかし、後に控えているアルマダ海戦で英国と敵対することになる三征西班牙は、それを阻止するため武蔵を襲撃。陸上部や野球部員らによる波状攻撃、さらには聖譜顕装や重武神・道征白虎までも持ち出してくる三征西班牙に、武蔵は苦戦を強いられる。

本多・正純が休戦を呼びかけるも攻撃の手は一向に緩まず、ついには副会長フアナが大罪武装「嫌気の怠惰」の超過駆動を発動させる。もはや打つ手なしかと思われたその時、現れたのはリアル派――! ?

商品紹介より

 

『境界線上のホライゾン』の2期。

前作1期からの続きの話となるため2期から観ても話は分かりにくい。観ていても1期をある程度理解できていない人はさらに分からない内容。1期のレビューでも言ったが相当人を選ぶ作品である。ただ、2期を観る人は1期をなんらかの面で楽しめたということ前提でレビューするのでその辺のことは前レビューを参照してください。

 

2期に入ってからはあらゆる面で1期のレベルをさらに上げたという感じである。主人公の裸シーンは大増量(男です)。エロワードでもセックス、セックスと何回という言葉の連呼、とにかく変態面はやりすぎている感も。

 

多すぎるキャラクターは2期になってさらに増量。新たな国や組織の登場でますます情報量が増える。前回のキャラクターラインアップに加え、スポーツ選手や小説家まで増えるのでもうゴチャゴチャと言ってしまってもいいくらいのなんでもありな感じだが、相変わらずアニメ内では説明が少ないのが困りどころ。

原作未読の視聴者に補間を求める作りは、なんとなく納得しながら観ることを強制するので、1期はまだよくても2期は急につまらなくなる人が出そう。特に2期観れば1期の不明点が解決すると期待していた人はさらに疑問点が増えてしまう可能性もあるのでなおさらである。しかしこの作品でアニメ中に説明を求めるのは正直難しい。結局は理解して観たければ原作を読めということなのか。(そして私は読んだのだが)

 

バトルアクションは1期に続き2期も絶好調。個人的にはスポーツ関連のバトル要素はイマイチだったが評価は前作の通り。また1期でみられた討論・交渉戦も2期では「商談戦」という形で新たな面白さをみせてくれた。あらゆるバトル方法に加え、戦艦のアクションなんかも見どころで、ストーリーや設定についていけない人でも楽しめる要素はそのままなのは高評価。

設定でもアクションでも1期を楽しんで2期に流れた人は変わらず楽しめる内容になっている。

 

なんでもありの様でそれを強引にまとめてしまう世界観。全体的なクオリティもそのままかそれ以上で視聴者をいろんな意味で裏切らないらしい作品に仕上がっている。特に最終話Aパートはここまで観てよかったと思える出来だった。

 

大きく残念なのは1期のときもそうだったが、1クールで終わってしまうこと。私の場合原作も合わせて間は埋まるがアニメだけの視聴者はそうはいかない。雰囲気で観ていた人はどんどんシリーズが進むごとに脱落していきそうだ。原作は未完だが、アニメも全て完結した後にシリーズまとめて一挙放送!なんてことがあるまでは心からオススメ!とは言えなそうである。

 

他のレビューはこちらから





Copyright©2012 animana All Rights Reserved.