あにまな(animana)

アニメ(ANIMe)とマンガ(MANga)のレビュー記録ブログ。80点以上(A)でたら私のおススメです!

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『いちご100%』【D-44】

 

いちご100class=

『いちご100%』(いちごひゃくパーセント)

おススメ 【D-

話数:全12回(24話)+DVD収録2

今までに見た回数:2

制作年:20054-6

ジャンル:学園・ラブコメ

 

1. 設定(世界観)

4

2. ストーリー展開

1

3. 登場人物設定

6

4. キャラデザイン

5

5. 作画(背景/美術)

2

6. 演出(アクション)

3

7. 声優

8

8. 音楽(OP/ED)

8

9. 音楽(BGM/劇伴)

4

10. その他 いちごパンツ

3

合計

44

 

ストーリー

中学3年生の真中淳平はある日の放課後、学校の屋上で偶然から美少女の「いちごパンツ」を目撃してしまう。以来、真中はその少女が誰であるかを探し求めるようになる。少女の名は東城綾。しかし真中は、その少女を学年トップアイドルの西野つかさだと勘違いし、不思議な関係が始まる…!?

Wikiより

 

週刊少年ジャンプ」にて2002年から2005年に連載。ラブコメ作品としては史上最長の連載作で、全19巻という結構長く続いた作品である。

アニメは原作の連載終了の少し前くらいに放送された。覚えていることといえば話が完結してなかったことと、作画が酷かったことくらい。最近傑作選なるものが放送されたので改めて観てみた。

 

 ストーリーを簡単に説明すると、どこにでもいる平凡な男子学生「真中淳平」が趣味の映画と、将来映画監督になりたいという夢に真っ直ぐなことと、優しい性格で様々な女の子から異様にモテるという話。

しかしこの真中という主人公、ヒロイン達に対してはどうも優柔不断で八方美人。それでいて鈍感なので複雑なヒロイン達の人間関係を生んでしまう。

主人公真中を真ん中にメインヒロインは東西南北にちなんだ名前で4人登場。

それぞれはっきりした個性があり、好みが分かれるところ。ちなみに原作のマンガでは当初メインヒロインであったはずの東の女の子「東城綾」よりも西の女の子「西野つかさ」の方が人気になっていた模様。アニメでは高校2年生の映画撮影前までが描かれます。(原作の半分くらい)

 

 ということで原作マンガが完結する前に作られたこともあり、アニメでもオリジナルの結末は無く話は未完の状態。また、原作マンガを知らない人が観ると、中学生の頃から高校2年生までをたった1クールでやってしまうので展開が速すぎてついていけず、あげく間が抜けた飛び飛びになったストーリー展開はかなり辛い。各ヒロインと主人公を結びつける話が薄くなっており、さらには変更されていたり、無くなっていたりするのでこの手の作品では改悪と言わざるをえない。パッとみ冴えない主人公に、原作と違いあっという間に好意を持ってしまうように見える。

原作は中学卒業以降の話を作者も考えていなかったとのことで、ダラダラと進行しているところがあったが、最終的な結末もこの手の作品の中ではおもしろいと感じた作品だったので、アニメにするなら原作の終了を待って、進行に不要な部分だけをカットし、原作の良さを残して作ってほしかった。

 

さらに言えば、女の子が可愛いことが大前提のアニメなのに作画崩壊が酷い。

顔が膨らんだり目が明後日の方向に向いていたり意識して観なくても気になるレベル。これはいただけない。

OPED、声優のチョイスは非常に良かっただけに本当にその他の部分がいろいろ残念である。

評価点はあくまでもアニメに対してです。

この作品に関して興味がある人はマンガで読むことをおススメしたい。アニメは声のイメージの参考程度で…。

 

ちなみに続きの話(一部)がOVAで出ているのでそちらも別枠でレビューします。

『いちご100% OVA』(いちごひゃくパーセントOVAのレビュー

 

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