『めだかボックス』【E+37】
『めだかボックス』
おススメ 【E】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年4月 - 6月
ジャンル:学園・コメディ・バトル
1. 設定(世界観) |
2 |
2. ストーリー展開 |
2 |
3. 登場人物設定 |
2 |
4. キャラデザイン |
5 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
4 |
7. 声優 |
5 |
8. 音楽(OP/ED) |
4 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
4 |
10. その他 めだか! |
3 |
合計 |
37 |
ストーリー
容姿端麗・最強無敵の生徒会長「黒神めだか」が、問題解決!
箱庭学園大98代生徒会長となった1年13組の「黒神めだか」は、選挙戦での公約通り「目安箱」を設置する。
「貴様たちの夢は貴様たちの所有物だ。自ら挑み自ら叶えよ。
しかし貴様たちの悩みは私の所有物だ。ひとつ残らず私に貢げ!!」
生徒たちから当初された案件を幼馴染の「人吉善吉」と共に解決していくめだか。
目安箱は、「めだかボックス」などと呼ばれ、生徒たちから好評を博していた。
TVアニメ公式HPより
まず始めにこの「黒神めだか」を好きになれるか(許容できるか)が、このアニメの好き嫌いを真っ先に分けます。
他の主要メンバーも含めてキャラデザインはいいが、どの登場人物も個性的に作ってはいるが掘り下げが足りずテンプレ通りという感じ。
内容の方は先に感想の結論を言うと「どっちつかずな中途半端が多すぎ」
まず原作の内容を理解したうえでアニメへの評価をするなら長台詞が多く、テンポが悪くなることもいたしかたなし と言いたいところですが全体的に演出でカバーできていなかった印象。勢いのある雰囲気に対しダラダラとしたシーンが多い。
ストーリーも人間ドラマとバトルどっちつかずで中途半端。もう少し話数があれば原作でいうバトル中心の展開になったのでしょうがなぜこのタイミングで一度終えてしまったのか。
最後の2話だけが異様にバトルメインになりすぎていてアニメを観ていた人はこれまでの流れから違和感だらけになったはず。
そもそも原作でも評価が分かれるところで、バトル展開中心になってから評価し始めた人と、それまでのほうが良かったという人と二分されています。
2期を秋にやるくらいなら他のジャンプ作品のように間を空けずに長めにやらないと、12話までの内容が中途半端すぎて2期についてくる人は減ってしまうのでは と余計な心配。
アニメ化するならバトル中心になったところから1話として初めてしまった方がと思ってしまいます。
あとはパンチラが多く、作風とうまくリンクしていないせいでただの無駄な描写になってしまっている。露骨に見せている感じでむしろ観ていて邪魔だった。この辺は制作会社のチョイスミスかと(原作との相性が悪いという意味で)
私は2期を面白くできればまた振り返って観るかも といったところ。
観ようか悩んでる人は1話か2話くらいまで観て、「黒神めだか」の超人・天才タイプらしい、どこかズレていて、それによる「え!?」となる展開(頑張る奴が好きと言いながら頑張っている先輩をあっけなく圧倒したり)が面白いと思えればアリです。