『07-GHOST』【D-44】
おススメ 【D】
話数:全25話
今までに見た回数:1.5回
制作年:2009年4月-9月
ジャンル:ファンタジー・アクション
1. 設定(世界観) |
5 |
2. ストーリー展開 |
3 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
7 |
6. 演出(アクション) |
2 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
5 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
3 |
10. その他 |
0 |
合計 |
44 |
ストーリー
千年もの昔から、世界には対等の力を持つ2つの強大な国が存在していた。
1つは『ラファエルの瞳』という神の加護を受けしバルスブルグ帝国。
もう1つは『ミカエルの瞳』という神の加護を受けしラグス王国。
だが、両国の間で激戦が起こり、遂にラグス王国は滅びる。
そして十年後…主人公テイト・クラインはバルスブルグ帝国軍に入隊するべく士官学校で生活を送っていた。彼は幼少期の記憶を失っていたが、ある日、自分がラグス王国最後の王の息子であることと、父を帝国軍参謀長官・アヤナミに殺されたことを思い出す。記憶を取り戻したテイトは怒りの衝動からアヤナミに襲いかかるが、力及ばず投獄されてしまう。
その後、親友ミカゲの助力を得て士官学校を脱走したテイトは、バルスブルグ教会の司教フラウに保護され、教会に匿われる。その後、テイトは帝国軍とアヤナミへの復讐を果たすことを誓い、教会の庇護の下で行動を起こす。
公式HP&Wikiより
いわゆる女子向け作品となるのですが、アニメ視聴には付き合わない妻がめずらしくたまたま一話を横で観ていて、「面白そう」と一緒に観たがったので最後まで観ました。
しかし視聴途中で妻から何度も話の内容の質問をうけ、私もよくわからないことが多かったので数話観た地点で原作を読んでみることに。
というわけで途中から原作を知った状態でのレビューになります。
最後まで観て一番の感想はこれって長ーいプロローグでは?という終わり方。
プロローグの内容だけで25話も使った感じでテンポが悪い。
特に序盤が長い割に世界観の説明が不足気味。これくらいならストーリーを先に進めてくれた方がいいのにと思うことが多々あった。
主人公が軍事訓練施設から逃げ出して、ミカゲが捕まり、そして再会する。ここまでどれだけ時間をかければ気が済むのか。これは3話ぐらいで収めてほしい。その後助けられた教会に軍が来て逃げるまでは半分の1クールでも十分だったような気が。
長くなった理由であるオリジナルの展開も原作に比べクオリティが低い。
とは言ったものの終盤の展開は楽しめた。原作も終了していないので当然ですが、謎は多く残ったままだが綺麗なクライマックスだったかと。
その他作画や豪華声優陣は非常によかったのですが、演出はちょっとイマイチ。バトルは迫力が無く、音楽を派手にしてごまかしているところも目立ちました。ただ見所が無かったというわけではありません。
デザインや声優が好みであれば観てみるといいでしょう。世界観はアニメ以外の情報で補足しておいたほうが楽しく観れると思います。といっても原作の漫画も正直癖があります。
良く言えば新しく新鮮。悪く言えば見辛い。
漫画というよりはイラスト(一枚画)に近い感覚というか、雰囲気漫画といえば聞こえは悪いが、キャラが前面にでてくるような不思議な魅力のある構成です。
07ーGHOST 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
原作ストックが溜まり2期が始まるならもう一度観てみたいと思います。