『UN-GO』【C+65】
『UN-GO』(アンゴ)
おススメ 【C】
話数:全11話
今までに見た回数:1回
制作年:2011年10月-12月
ジャンル:ミステリー・サスペンス
1. 設定(世界観) |
7 |
2. ストーリー展開 |
8 |
3. 登場人物設定 |
7 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
8 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
5 |
8. 音楽(OP/ED) |
7 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
6 |
10. その他 |
5 |
合計 |
65 |
概要
昭和前期に活動した小説家・坂口安吾の『明治開化 安吾捕物帳』『復員殺人事件』等を原案とし、その設定を独自にアレンジ(物語の舞台を近未来にするなど)したオリジナルストーリーとして制作。登場人物も原典からの人物とそうでない人物が混在している。
ストーリー
“終戦”を迎えたばかりの近未来の東京。そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、幾多の難事件を解決していた。しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」を自称する結城新十郎と、その相棒・因果。世間からは、「敗戦探偵」と言われているが、それでも2人は力を合わせて、様々な難事件の解決に挑むのだった。
Wikiより
小説家坂口安吾先生の「明治開化安吾捕物帳」を原案とした、設定をアレンジしたオリジナルアニメなのですが、最初に言及しておくと探偵物ではありません。
探偵物として見始めたせいか推理やトリックが無い!と否定的に見始めてしまいました。
公式が本格探偵ミステリーとか余計なこと言わなければ評価はもう少しよかったはず。
1、2話はそれも重なり非常に退屈な印象も受けたが3話で方向性が違うことにやっと気づく。3、4話で「お!?」とガラリ。
後半はなかなか面白く完成度も高い。
「犯人は?」とほとんどのキャラを疑えるところがいいストーリー構成。
他の方の評価でも言われていますがスロースターターなアニメです。
ただ1クールで収めたせいか省略気味なストーリー展開に感じることが多かった。
物語におけるミステリーの部分は「因果」がいきなり能力を使うため置いてかれた気がしてしまうことが残念。またこの因果についても「劇場版を視て!」となっていて、しかも2週間しか公開されていなかったという…。
本格探偵ミステリーの売り込み方とあわせて大きなマイナスです。
設定は戦後の近未来の東京でこちらも私としては好み。
人物も後半はなかなか魅力があり、キャラクターデザインは癖があるが見慣れた後半、女キャラがかわいくなってきた(笑)
全体的にはなかなか観れないジャンルでかつ面白い!と言うことを加味すれば高得点なのだが
おススメするのは人を選ぶ感じはあります。
これから観る方は、まずは主人公が探偵と設定のヒューマンドラマだと思って観ることをおススメします。