『DOG DAYS』【C-60】
『DOG DAYS』(ドッグデイズ)
おススメ 【C-】
話数:全13話
今までに見た回数:1回
制作年:2011年4月-6月
ジャンル:ファンタジー・アクション
1. 設定(世界観) |
5 |
2. ストーリー展開 |
3 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
6 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
10 |
8. 音楽(OP/ED) |
8 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
7 |
10. その他 なのは?! |
5 |
合計 |
60 |
ストーリー
動物の耳や尻尾を持つ種族たちが暮らす、地球とは隔絶した異世界フロニャルド。弱冠14歳の少女ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティを代表領主とするビスコッティ共和国は、かつて友好関係にあった隣国ガレット獅子団領国との「戦」で敗戦を重ね、窮地に瀕していた。武勇に優れるガレットの戦姫レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ率いる軍勢がビスコッティの城へ迫ろうというその時、ミルヒオーレは国の窮状を打破する切り札として、異世界からの「勇者召喚」を決意し、地球の現代日本に住む少年シンク・イズミを召喚する。
Wikiより
国同士の外交手段としての戦争が「死傷者の出ないスポーツ的な興業」として行われている異世界の話で、その異世界のお姫様より地球の現代から勇者として召喚された少年を主人公として描くファンタジー作品。
この異世界のスポーツ化された戦争はよくテレビでみるアトラクション(SASUKE等)のように描かれており、剣などの武器や、砲弾の直撃を受けても、攻撃された人間は少しの間無力化されるだけの死傷者の出ない「戦争のようなゲーム」として描かれている。
こういったソフトな設定のおかげで争いの中にも殺し殺されといった負の話は存在せず、作品の雰囲気はかなり明るくて和やかなものとなっている。
とまぁ全体的に「平和」な作品で、キャラデザインもカラフルでケモノの耳としっぽがあり可愛い。
また異世界の名前も「フロニャルド王国」とか脱力系の響きで、そういう雰囲気で観る(観れる)アニメ。
ジャンルに「アクション」といれてはいますが、迫力などは期待しないほうがいいです。
深夜のアニメですが、肌色多めシーンが無ければ教育テレビや、朝から放送できそうな内容です。
ストーリーの方は世界観の説明が必要になる設定や、キャラが多すぎるせいで、1クールでは描き切れていない。肝心の戦争も命をかけているわけでは無いためか緊張感がなく、展開は物足りず、話に深みが足りない印象。
さらにいろんなところでテンポの悪さが目立つ。それにストーリーの重要な部分になる設定の話で、最初「できない」と説明しておきながら、実は「できました」という内容の設定が2つもあった。
「まぁわかってたけども」と思いつつ最後はちょっとありきたりなシリアス展開で締めくくる。
私の場合はやっとストーリーがおもしろくなってきたかも!と思えたのと同時に終わってしまった感じでした(笑)
他、アニメオリジナル作品ということもあってか声優陣がやけに豪華。丹下桜さんがチョイ役で出ていたりして驚いた。先に知っていたら再放送ではなく、放送当時に間違いなく観ていただろう布陣である。
ただ、他の方のレビューにも多かったですが、主人公の声だけは役とあっていない気がして違和感。私は最後までしっくりきませんでした。
魔法少女リリカルなのはシリーズの脚本家なこともしかり、いろいろと豪華なアニメなはずだったのですがなにか中途半端。アスレチック戦争に特化するか、萌えに特化するか(深夜枠ならこっちか)、していれば・・・。
とちょっと残念にも感じるが和やかで平和な作品が好きな人は是非ご視聴を。
2期を期待させる終わり方で、再放送後にもちろん2期が開始。
現在10話まで視聴。
2期の『DOG DAYS‘』で続きがあることを前提にレビューすると甘口にしましたが、1期だけでは物足りないことでしょう。
ということで続けて2期も視聴後レビューします。