『sola』(そら)【B-71】
『sola』(そら)
おススメ 【B-】
話数:全15話(放映全13話+未放映2話)
今までに見た回数:1回
制作年:2007年4月 - 6月
ジャンル:ファンタジー
1. 設定(世界観) |
7 |
2. ストーリー展開 |
7 |
3. 登場人物設定 |
7 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
7 |
6. 演出(アクション) |
7 |
7. 声優 |
7 |
8. 音楽(OP/ED) |
8 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
7 |
10. その他 主人公の・・・ |
8 |
合計 |
71 |
ストーリー
加名見町に住む高校生、森宮依人は「空」が好きな少年だった。
空の写真を撮ることが趣味の彼は、今日もまたカメラを携え、"夜が青空に変わる一瞬”を撮ろうと水辺の森公園に赴く。夜明け前、公園の自販機の前で彼は、不思議な少女と出会う。その少女、四方茉莉は、「青空」に対しての憧れを滲ませながら、掴み所のない性格で依人を翻弄する。
その後、ふとした騒動に巻き込まれたことで、依人は茉莉と日々の生活を共にするようになると同時に、彼女が「夜禍」という夜にしか生きられない存在であることを知る。
「空」が好きな少年と「青空」に憧れつつも見ることの叶わない少女。同じ想いを共有する二人が出会い、惹かれ合うとき、依人と茉莉。その他運命に翻弄される少女達の物語は動き出したのだった。
Wikiより
青空の下で生きられない「夜禍(やか)」を中心とした話。
設定に無理は少し感じることはあったものの、キャラの作りはうまくできていたと感心。
終わってみればすごく好印象な感じがする作品でした。
ただ、1クールでは描き切れる内容ではなかったのかな?と思うくらい大雑把に話が進むため、始まりの3話までの感じで気楽に視聴していると中盤からの急展開には置いて行かれることになるので注意。終わってみると前半と後半の展開が違うアニメだったかのような気もするくらい質が変わっています。
日常系のアニメが好きな人は前半の方がおもしろく、後半はうけつけないかもしれません。
またストーリー重視派の方には序盤の引きの弱さや盛り上がりに欠ける展開で退屈に感じ、感情移入がしにくいまま最後まで突っ走ってしまうことになりそう。
この辺はバランスよくストーリーを展開させていれば両方の視聴者をもう少し納得させられた気がします。その場合やはり1クールでは足りないか・・・。
タイトルの通り「空」を重要なポイントに置き、最初から最後まで盛り込んで造られたストーリーに加え、描写も綺麗で青空のシーンは爽やかに仕上げてくれている。
OP曲や音楽もなかなかよかった。
が、キャラの作画が最後まで気になった。目が大きすぎるのは私はほとんど気にならずに観れたが、妙にしゃくれていたり、尖がったあご、顔の崩れが多いのは度々気になった。こういう話はそういうところで気を散らしてほしくなかったので勿体ない。
肝心な内容の方は面白かった部分を語ろうとすると、ネタバレが多くなるのであまり語れないのが残念ですが、切ない話に耐性がある人は最後の展開に納得できると思うので是非視聴してみてほしい。