『恋と選挙とチョコレート』【D+51】
『恋と選挙とチョコレート』(こいとせんきょとチョコレート、Love, Election & Chocolate)
略称「恋チョコ」・「恋選」
おススメ 【D+】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年7月 - 9月
ジャンル:青春・学園・ハーレム
1. 設定(世界観) |
3 |
2. ストーリー展開 |
3 |
3. 登場人物設定 |
5 |
4. キャラデザイン |
7 |
5. 作画(背景/美術) |
5 |
6. 演出(アクション) |
5 |
7. 声優 |
6 |
8. 音楽(OP/ED) |
7 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
5 |
10. その他 選挙 |
5 |
合計 |
51 |
ストーリー
生徒数6000人を越えるメガ学園「私立高藤学園」に通う大島裕樹は、幼馴染の住吉千里とともに食品研究部(ショッケン)の部員だが、大した活動もせず堕落した日々を過ごしていた。そんな時、次期生徒会長最有力候補の東雲皐月が「無実績部活の整理および廃止」を提案し、ショッケンは廃部の危機に陥る。部員たちは知恵を出し合い、現生徒会長・毛利夜雲の助言を受け、裕樹を対立候補として立候補させようとする。裕樹も次々と浮き彫りになる学園の「問題点」を知り、出馬を決意。かくして裕樹は無謀な選挙戦を、そして学園に潜む陰謀と戦うこととなる。
Wikiより
原作はアダルトゲーム。未プレイで視聴。
まずは気になったのはキャラクターが多すぎる。原作ファンのためにも全キャラ?登場させないといけなかった事情は分かりますが、多すぎていきなりお腹いっぱいで、終わってみたら消化不良。アニメではスポットがあたることがほとんどなく魅力が無いキャラ多数。出すならしっかり尺とって出してください。
ストーリーも1話からいろいろ置いてけぼりで始まり、見返しても原作未プレイだと意味不明。終盤で不明点・伏線は回収されますが、その頃には1話の話もすっかり忘れており、その他にもいろいろと無駄が多く感じられるストーリー展開が目立った。
所々いいシナリオはあるのだが肝心な「選挙」「恋」「チョコレート」が見事に驚かせてくれるレベルで絡み合わないストーリー。「選挙」の話は序盤から中盤にかけて、主人公の部活が廃部にならないために会長選挙に立候補し、権力の後押し、他候補者との駆け引き等なかなか面白かったのだが、最後の決着のつけ方が微妙でマイナス。「恋」の行方は個人的にはいろいろ中途半端。いろんな原作のルートを拾ってはいるのでしょうが、あちこちに可能性を広げておいて最終的に一人のヒロインを選んだのだが、なぜそのヒロインだったのか、他のヒロインはなぜ選ばれなかったのか、について描写が足りなすぎた。「チョコレート」に至っては唐突にヒロインの一人がチョコ嫌いだった理由が明かされるのだが、その様子はちょっと気が狂っていてピンときませんでした。
3つの要素を全て結末まで導いたラストは良いのだが、コメディもシリアスも中途半端な印象だった。
結局キャラ多すぎ、話もあちこちしすぎで、所々でいい話はあったものの感情移入はできず楽しむことができなかった。
登場する様々なヒロインごとに本来バラバラであろうルート(ストーリー)をまとめたかったのでしょうが、アニメにする際は未プレイの人にもやさしいシナリオでお願いしたい。