『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』【D+59】
『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』(Infinite Stratos)
おススメ 【D】
話数:全12話
今までに見た回数:2回
制作年:2011年1月-3月
ジャンル:SF・学園・ハーレム
1. 設定(世界観) |
2 |
2. ストーリー展開 |
1 |
3. 登場人物設定 |
3 |
4. キャラデザイン |
8 |
5. 作画(背景/美術) |
9 |
6. 演出(アクション) |
8 |
7. 声優 |
9 |
8. 音楽(OP/ED) |
6 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
5 |
10. その他→キャラ萌え |
8 |
合計 |
59 |
ストーリー
“女性にしか反応しない”、世界最強の兵器「インフィニット・ストラトス」、通称「IS」(アイエス)の出現後、男女の社会的パワーバランスが一変し、女尊男卑が当たり前になってしまった時代。
主人公の織斑一夏は、自身が受ける高校の入学試験会場と間違って、IS操縦者育成学校「IS学園」の試験会場に入室。そこにあったISを、“男”でありながら起動させてしまい、IS学園に入学させられてしまう。
「世界で唯一ISを使える男」である彼は、彼以外全員女子のIS学園生徒たちにとっては興味の的。さまざまな出会いや再会を通し、一夏の前途多難な日常と、ISを巡る戦いの日々が始まる。
Wikiより
最近コンビニでキャンペーンを見かけ、あれ?これキャラとか印象に残ってるのになんでストーリーが思い出せない。と気になり改めて観ました。放送当時に観ていたのですがしっかりと記憶に残っていなかったという(笑)
ハーレム系の作品でもきっちり王道に振り切った作品になるわけですが、ちょっとヒロインの系統が似通った印象でツンデレ系が多め。
世界観の設定で女尊男卑とあるのでこうなってしまうのでしょうが強気な女性キャラに魅力を感じない人は楽しめないかも。
あ、途中から出るシャルルは嫉妬シーン以外はそこまで強気でもなかったかも。
各ヒロインのキャラ設定は見返してみると結構好きなのだが、12話の尺の中では活かしきれなかった印象。というよりもいろいろと雑な感じが目立つ。
まずはお約束なハーレム設定。
主人公が唯一男でISを操縦できるということで女性のみのIS学園に入学。
まぁこの辺はよしとしても、幼馴染が2人登場。
転校生が3回入ってくる。
など後から湧いて出る印象。
またヒロイン(達)が主人公を好きになる過程の描写が殆どないと言ってもいい。
幼馴染にいたっては昔から好きといった感じで、後から時間をかけて登場したヒロイン(シャルル)に比べ共感しがたい。またセシリアやラウラの好き!スイッチもピンと来なかった。
その5人のヒロイン全員が主人公大好きなのはいいのだが、なにせ問題は主人公にそこまでの特筆した魅力がないからかもしれない。これは男側の個性を消してヒロインたちを引き立てるが目的だろうがあまりにも魅力がなさすぎる気が。
しかしさすがといいたいのはヒロインキャラがきっちり可愛い。
先に強気な女性キャラと言ったが私はツンデレ大歓迎なタイプなのでキャラクターはデザイン、動き、声優も◎。
それゆえにこの雑な感じが残念。5人のパワーバランスもきっちりあわせてほしかった。
世界観の方ではロボットのアクションシーンはレベルが高く、CGは観ていて楽しめる。
序盤はお約束設定で知識の無い主人公と共に設定の話について説明が出るが後半は殆ど無い。なのでイマイチ話が分からないまま進行することが多かった。
展開がふって沸いてくるようで、バトルの最後も歯切れの悪い内容ばかり。
戦う対象も不明確で、どうしてもこっちはハーレムにとってつけた感じが否めない。
原作は未読だが、12話で展開するならもう少し広げずにシンプルにまとめたほうがよかったと思う。結局話のスケールが大きいようで小さくなっており、一話目で世界観の方に興味を持ったがためにそっちは期待はずれな感想が残った。
終わってみればヒロインたちばかり印象に残るアニメであるが、キャラクター達個々の魅力はありクオリティは高かった。
キャラ萌えできる子がいたら当たり。設定とストーリーはおまけと思って観ることをおススメします。