『謎の彼女X』【C+65】
『謎の彼女X』(なぞのかのじょ エックス)
おススメ 【C】
話数:全13話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年4月-6月
ジャンル:恋愛(正体不明)
1. 設定(世界観) |
6 |
2. ストーリー展開 |
7 |
3. 登場人物設定 |
7 |
4. キャラデザイン |
6 |
5. 作画(背景/美術) |
7 |
6. 演出(アクション) |
8 |
7. 声優 |
5 |
8. 音楽(OP/ED) |
6 |
9. 音楽(BGM/劇伴) |
5 |
10. その他→よだれX |
8 |
合計 |
65 |
ストーリー
普通の高校生の椿明と、クラスに転校してきた「謎」の少女卜部美琴との恋愛を描いた学園恋愛漫画。美琴が放課後の教室でうたた寝したときに机に残された唾液を明が舐めたことをきっかけに、二人の交流が始まる。間もなく明は美琴に告白し、「独創的」なアプローチを受け入れた美琴は明の彼女となる。美琴は、明が初めての性体験の相手になるとか、ゆくゆくは明の「謎」の妻になりたいというような言動をする一方で、普通に手をつなぐことや肩を抱かれることを拒否するなど独自の価値観を持っており、明を戸惑わせる。しかし禁断症状を予防するために美琴の唾液を毎日のように舐めるうちに、明は次第に美琴の考え方を受け入れるようになってゆく。また、明の親友である上野公平と付き合っている丘歩子に美琴が心を開くようになってからは、美琴も歩子の唾液を通じて、心を開くようになる。
Wikiより
設定はいたって普通の日常の高校生の風景に「よだれ」による感情や思考を読み取るという要素を絡めただけで話を正体不明な感じにできるのかと感心。(※ただしハサミ芸は特殊(笑))
普通なら手を繋ぐ、キスをするといったカップルの行動をよだれの日課に変えることで、趣向の違った生々しさを演出し、例の思春期特有の夢の演出もなかなかです。
予想できない展開も意外性を楽しむことができました。
ちょっとテンポが悪い面も見受けられたが、飽きが着始めたころの「洞察力がすごい丘さん」の登場はバッチリのタイミングでした。
同時に残念ながら彼女の登場で卜部の魅力がどんどん普通に可愛い子になっていった気も。
でも私的にはそれがますます可愛くてよかったり。
思い返せば最終回まですごくまとまりがよく、終わり方も好印象。卜部の家族や生活も謎のままなのはいい。
あえて希望を言うならもうちょっと卜部のハチャメチャな設定が周りに飛び火して引っ掻き回す展開も欲しかったかな。
作画・キャラデザインの印象で最初はどうしても古臭さを感じるかもしれませんが私はむしろ個性的で好きな方でした。声優さんは他の人の感想見てても出てきましたがちょっと棒です。
メインヒロインが声優初挑戦とか。
私はむしろそれが作画と共に他では無い新鮮さ、設定に合わせた若さ、正体不明なイメージのキャラにあっていたと思います。
かなり一話目に観る人を選ぶとは思いますが、「よだれ」を気持ち悪いと3話過ぎたころに思わなくなれば楽しく観れると思います。
昔、女の子が未知の存在だった頃を思い出したい人は観てみるといいかもしれません。