『Another』【B-70】
『Another』(アナザー)
おススメ 【B】
話数:全12話
今までに見た回数:1回
制作年:2012年1月 - 3月
ジャンル:ホラー・ミステリー・サスペンス
1. 設定(世界観) | 8 |
2. ストーリー展開 | 7 |
3. 登場人物設定 | 6 |
4. キャラデザイン | 7 |
5. 作画(背景/美術) | 9 |
6. 演出(アクション) | 8 |
7. 声優 | 5 |
8. 音楽(OP/ED) | 5 |
9. 音楽(BGM/劇伴) | 7 |
10. その他→怖さ | 8 |
合計 | 70 |
ストーリー
父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。
実は、恒一の所属する3年3組はある現象の影響下にあった。現象が発生する年は「ある年」と呼ばれ、クラスの関係者から毎月死亡者が発生する。「ある年」には誰も気付かないうちにクラス内に過去の現象による死者がまぎれこみ人数が増えるが、その代わりとしてクラスの誰かを「いないもの」として扱い人数を戻すことでこの現象を抑えることができると伝えられており、鳴はこの年の「いないもの」であった。
そんな中、クラス委員の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げ「五月の死者」が発生し、更に続けて「六月の死者」も出たことで現象の発生が確実となった。更なる恐怖に襲われたクラスメイトは、新たにクラス委員となった赤沢泉美を中心に恒一も「いないもの」として対策を強化することを決める。「いないもの」同士になった恒一と鳴は交流を深めるが、七月にも更なる犠牲者が発生したことで、「いないもの」による対策は無効とされ終了する。
Wikiより
レビュー
小説、漫画は読んでいなかったのでアニメが初見。
放送中に4話くらいまで見て、あとは撮り溜めて一気にみようと最終話まで待ちました。ネタバレも怖くてネットでもできるだけ避けてました(笑)
私としては2話までを飽きずに観させ、3話で一気に引き込む。それができればいいアニメだと思うのですが3話が特によかった。
あえて怖いのを承知で夜中に電気消して一気に観たんですが、なかなか目が離せない感じがいい。※良い子はマネしないでね。
どうやって災いを止める?「死者」は誰?と推理も楽しみながら次へ次へが止まらず結局一日で観てしまいました。
序盤の不気味な感じ、何か観ているだけで生暖かい風に包まれたかのような気味の悪さ、得体の知れない現象に巻き込まれていく生徒達の恐怖もうまく伝わってきた。
また面白かったのが映画のデッドコースターのように「人の死の予感」が待っており、次は…とドキドキしながら観れる。しかも自分の予感が外れると本当に目が離せない。
作画も丁寧で、効果音もなかなか。
キャラデザはかわいすぎる気もしますが下手なホラーよりも雰囲気が出ていて、ミステリーとしても(途中までは)秀逸。
ただ最終話に近づき若干の不満も。
【ネタバレ反転】
終盤でのヒロインの義眼の能力の発覚がちょっと残念。ここは推理の色を残してほしかった分裏切られた感じがしました。
また死人が多すぎることと、それによりそれまでの「死」の怖さが薄れてしまったのは残念。
万人受けはしない作品ですが、このジャンルが大丈夫な人なら観ても損は無いと思います。